iPhone6sのタッチパネルが反応しない!タッチ不良の原因と対処方法

未分類

「いつものようにiPhone6sを使っていたら、画面で誤動作を起こした」「タッチ操作できなかったり、ずれたりする」といった不良は、通称「タッチ病」と呼ばれる症状かもしれません。こうなると、最後にはiPhone6s自体の操作ができなくなり、修理に出さなくてはならなくなります。今回はそんな、iPhone6sのタッチパネルが反応しなくなる不具合の原因と対処法についてご紹介します。

灰色のバーが現れてタッチスクリーンが反応しない

まずはiPhone6sの画面上部を見てみてください。ここに灰色のバーが現れていないでしょうか? もしもこの症状が出ているなら、それは「タッチ病」と呼ばれるものです。

より詳しく症状を見てみましょう。普段と同じように使っていると、突然画面の上部で灰色のバーがチカチカと点滅しはじめます。その後、画面をタッチしてもiPhone6sが反応しなくなり、どうにもできなくなるというものです。そして最終的に、チカチカとしていた灰色のバーが画面全体に広がるなどして、完全にiPhone6sの操作ができなくなるそうです。

この現象が報告されたのは2016年の夏頃。Appleが用意しているサポートフォーラムで同様の症状が多数報告され、話題となりました。ただし、この段階ではまだAppleは症状を把握しておらず、保証期間外となったデバイスについては何の修理も行ってもらえなかったのだとか。その結果、多くの人が街の修理店に駆け込んだと言われています。

ちなみに、「iPhone6sをひねる」「圧力を画面にかける」といった対処法も存在するようですが、あくまでも一時的。根本的にな解決にはつながりません。

原因はiPhone6sの設計にあり?

さて、このタッチ病。いったい原因は何だったのでしょうか? Appleから公式の見解は提示されていないものの、iPhoneシリーズの分解で知られる「iFixit」というチームは、本体設計に原因があると指摘しています。

iPhone6sおよびiPhone6は、発売した頃に曲がりやすいという意見がネットで散見していました。実際に、筐体が薄くなったせいで強度が落ちたと第三者機関からも指摘がなされています。そうしたことが原因で、基盤に圧力がかかるようになり、タッチセンサー等の画面制御チップが浮いたのが今回の症状の原因であると考えられています。

さきほどご紹介したように、曲げたり圧力をかけたりすると一時的な改善が見られるのは、チップの浮きが一瞬解消されたからと考えられるでしょう。なお、制御チップが問題ということなので、画面を交換したとしても改善の見込みはありません。基盤修理を行うか、本体交換をしなくては問題が解決しなくなってしまいます。

故障が分かったらすぐに修理業者へ

もしもタッチ病の症状が起こっているのであれば、まずはAppleに修理依頼をすることをおすすめします。もしもAppleCare等に加入していて保証期間が残っているのであれば、無償修理もしくは交換がされるでしょう。

ただし、保証期間が過ぎている場合には保証対象外の故障となってしまうので、修理には費用がかかります。そのため、まずは現在の保証期間について確認をするようにしてください。

なお、iPhone6sのタッチ病による故障については。Apple以外でも対応が可能です。アイアップであれば、故障の状態次第ではありますが、軽度の基盤修理であれば当日のうちにお引き渡しが可能な場合もございます。また、本体を初期化することなく修理を行える可能性もありますので、ぜひ一度お持ち込みください。可能な限り、LINEのデータなどを残したまま復旧ができるように手配します。

iPhone6sの取り扱いは丁寧に

もしもタッチ病を一度でも経験したのであれば、それはご自身の使い方に問題があったかもしれません。強度が低く、そのせいでタッチ病などに悩まされがちなiPhone6sについては丁寧な取り扱いが求められます。

よくスマートフォンをズボンのお尻ポケットに入れている方を見かけますが、誤ってそのまま椅子に座るなどするとiPhone6sに強い圧力がかかり、“曲がり”の原因になってしますかもしれません。その結果、内部の基盤に圧力が加わりチップの浮きを引き起こす可能性があります。そのほか、とにかく強く力がかかるような場所や使い方は避けましょう。

まとめ

忘れがちかもしれませんが、iPhoneを含め多くのスマートフォンはとても高価な精密機械です。そのため、雑に扱ってしまうと不具合が起こるのは仕方ありません。せっかく購入した(もしくは現在分割支払いをしている)iPhone6sですから、できるだけ長く使いたいですよね? そのためには、記事の後半でもご案内したとおり、丁寧な取り扱いを心がけましょう。そして万が一タッチ病の症状が起きた場合は、できるだけ速く当店までお持ち込みください。

タイトルとURLをコピーしました