iPhone5の電源が入らない場合はバッテリー交換のサインです

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iPhoneをはじめとしたスマートフォンは、新機種が登場するたびに新機能を備えて進化をし続けています。iPhoneシリーズもこれまでに多くのモデルが販売されてきました。中でも、iPhone5は従来の画面サイズよりも縦に大きくなり、これまでのモデルよりも薄型・軽量化を実現させました。アップル史上最速の予約を集めたiPhone5を未だに使用している人も少なくないでしょう。しかし、iPhone5の販売が開始されたのは、2012年。今現在も使用しているならば、不具合が起きてしまうのは致し方ありません。今回は、iPhone5の電源が入らなくなってしまった場合の原因と対処法をご紹介します。

iPhone5の電源が入らない原因の多くはバッテリー切れ

iPhone5の電源が入らなくなってしまう原因の多くは、バッテリー切れと考えられます。iPhoneシリーズに使われているバッテリーは、リチウムイオンバッテリーで、従来のバッテリーよりも早く充電でき長持ちする性能を持っています。そんなリチウムイオンバッテリーにも寿命はあります。iPhoneのバッテリーの寿命は約2~3年と言われており、それ以上を過ぎるとバッテリーの性能は落ちていきます。

バッテリーの寿命を知らせる症状は3つあります。1つ目は、満タンにした電池がiPhoneを使用していいないのにもかかわらず、すぐに減ってしまうことです。バッテリーが本来の力を発揮することができるのは、充電回数400回までとなっています。それ以上の回数を充電することでバッテリーの寿命はだんだんと減っていきます。2つ目は、電池残量の%が正しく表示されなくなることです。バッテリーの調子が悪くなっていくと、iPhone自体が情報を認識できなくなり、このような現象が発生してしまいます。3つ目は、iPhone本体に内蔵されているバッテリーが膨張してしまうことです。バッテリーが膨張すると液晶画面が割れてしまうなどして、バッテリー切れ以外にも不具合が生じてしまいます。最悪の場合は、モバイルバッテリーが発火してしまう恐れこともあるため、十分にご注意ください。

充電器を差し込んでも反応がない、スリープボタンとホームボタンを同時に長押しして矯正再起動を試しても反応がない場合は、バッテリー切れの可能性が高いと考えて良いでしょう。

バッテリー交換は1年に一度が目安

iPhoneのバッテリーは定期的に交換をした方が良いと考えられています。通常、iPhoneのバッテリーの寿命は2~3年とされていますが、新品で購入してから1年後にはバッテリーの性能が落ち始めますから、交換の目安は1年に一度くらいを目安とすると良いでしょう。

バッテリーの交換ができるのは、Apple Store、Appleオンライン修理サービス、あるいはアイアップをはじめとしたApple製品を取り扱っている専門業者などです。バッテリーの交換価格は、診断結果や製品保証、保証状況によって変わりますから、ご自身の契約プラン等を改めてご確認ください。

バッテリーをできるだけ長持ちさせるには

バッテリーをできるだけ長持ちさせるには、使っていない機能の設定状況を見直すと良いでしょう。設定によっては、大きくバッテリーを消費している場合があるため、設定次第ではバッテリーの持ちを改善させることが可能になります。

画面の明るさを調整する

「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさの自動調整」をオフにし、適度な明るさを設定してください。「明るさの自動調整」がオンになっていると、常に明るさを感知するセンサーが動いている状態になりますから、電池の消耗を早めてしまいます。

接続していない状況であれば、「Bluetooth」「Wi-Fi」をオフにする

「Bluetooth」および「Wi-Fi」の設定がオンになっていると、本体が常にBluetoothやWi-Fiを探し続けてしまっているため、無駄にバッテリーを消費させてしまいます。

不要な通知は無効に設定する

スマートフォンで利用できるほとんどのアプリには通知機能がありますが、この通知機能を受け取るにもバッテリーは消費します。必要なアプリの通知のみ受け取るようにして、不要なものはオフにしましょう。「設定」→「通知」からアプリごとに通知のオン/オフ、通知スタイルなどを設定することができます。

積極的に「低電力モード」を使う

簡単にバッテリーの減りを抑えることができるのが「低電力モード」を活用することです。「設定」→「バッテリー」を選択し、「低電力モード」をオン/オフ切り替えることで設定できます。低電力モードをオンにするとメールの取得、自動ダウンロードなどが制限されることでバッテリーの減りを抑えてくれます。

電源が入らなくなったら専門業者に修理依頼するのが賢い選択

もしも充電器を差したり、強制的に再起動を試みても電源が入らなくなったりしたら、アイアップをはじめとした専門業者に修理を依頼しましょう。iPhoneの修理が可能な専門業者は、Appleのほかにも民間の専門修理業者があります。専門業者は店舗への持ち込みのほか、配送も対応している店舗が多くあります。料金や修理時間が気になる場合は、電話やメールで問い合わせておくと安心です。

まとめ

これからも長くiPhone5を使い続けたいのに電源が切れてしまったという方は、バッテリー切れの可能性が高いため、専門業者で修理することをおすすめします。バッテリーを交換すれば、ふたたび慣れ親しんだタイプのiPhoneを使用できるようになるでしょう。iPhone5のバッテリー交換は、ぜひ専門業者のアイアップまでお任せください。

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